by windy6001 First commit: 2020/2/22
isio さんの PC-6000/6600 シリーズエミュレータの iP6 を、Unix/X11から、SDL2 に対応した上で、Emscriptenを使用して、ブラウザで動くようにしてみました。 あくまで、コンセプトモデルです。ソースリストがすごいことになっています。正確な処理ができてない部分がありますが、ご容赦ください。
Mac mini (Mojave)でビルドしています。
- Emscripten のビルド環境を作成してください。この辺りを参考にしてください。→ https://emscripten.org/docs/getting_started/downloads.html
- ソースリストのディレクトリの下にある rom というサブディレクトリにROMファイルをコピーしてください。
- make を実行してください。
- うまくいけば、iP6.html / iP6.data / iP6.js / iP6.wasm ファイルが出来上がります。
- SDL2をインストールしてください。
- make CC=gcc を実行してください。
- うまくいけば、実行ファイルの iP6 ファイルが出来上がります。
- ターミナルで、ソースリストのあるディレクトリに移動してください。
- 下記のワンライナーで、Web サーバーを起動してください。
$ ruby -rwebrick -e 'WEBrick::HTTPServer.new(:DocumentRoot => "./", :Port => 8000).start' - ブラウザで、http://localhost:8000/iP6.html にアクセスしてください。
Emscripten版は、iP6.data という生成物にROMファイルが含まれてしまっているようです。実機ROMで試すときは、外部サーバーに置かない方がいいと思います。
- キー入力できますが、まだ正しく入力できないキーが沢山あります。
- キー入力が速いと、取りこぼすことがあるようです。
- 音楽が鳴りません。
- 起動中に設定をいじれません。機種変更もできません。
- その他、iP6 がサポートしていない機能は、使えません。
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- Macと、Windowsの Firefox
- Macの Safari と、iPhoneのモバイルSafari
- Microsoft Edge
このソフトウエアには保証がありません。このソフトウエアを使用したことで問題が発生したとしても、作者は責任を負いません。
- エミュレータを作っていただいた、isio さんに感謝します。
- Marat Fayzullin さんに感謝します。