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分岐する VR 動画作品を作成する Unity プロジェクト

分岐型 360 度動画作成 Unity プロジェクト

ユーザーに選択肢を提示する VR 動画作品を作成する Unity プロジェクトのテンプレートです。

コードを1文字も書かずとも作品が完成します。

Oculus Go をメインターゲットにしていますが、主要なヘッドセットなら大体動くのでは…たぶん。

Unity 2018.3 以降で動きます。

サンプル動画

作り方

2つのシーンで構成されています。これらのシーン内で作業をします。

• Launch … ロードしながら素早い表示を行うためのシーン。ロゴなどを配置。
• Main … 本編を作成するシーン。

起動ロゴの変更

Launch シーンを開いて、下記2つのオブジェクトにロゴをセットして下さい。

本編の作成

Main シーンを開きます。 Video プレハブを Hierarchy に配置していき、動画同士の連結を構築するのが主な作業になります。ドラッグ&ドロップだけで完成するようなっています。

1. 動画を Unity にインポートします。
2. 動画の数だけ Video プレハブを配置します。
3. 動画の設定を行います。
   再生するビデオ にビデオファイルをセットし、メッセージと選択肢を設定します。
   動画をどんな順で再生するかの流れを作っていきます。間違えると延々ループする迷いの森もすぐにできますね。
   
4. 終着点となる動画では、次は オプションを Credit にするとエンドクレジット（スタッフロール）が、End にすると動画終了後の案内メッセージが表示されます。

開始・終了メッセージの変更

Main シーンの Systems 以下にある、Start と End オブジェクト が開始・終了時に表示されます。 好きな文章や内容に変更して下さい。

エンドクレジットの変更

Main シーンの Systems 以下にある、Credits オブジェクト にて設定できます。
下部の + ボタンで数を増やし、テキストまたは画像から選択して設定できます。テキストと画像は好きなだけ組み合わせることができます。
クレジットが終了すると、終了メッセージが表示されます。

サウンドの変更

開始前・選択肢場面・終了後の3場面で任意の背景音を流せます。
Main シーンの Systems 以下にある、Background Sound オブジェクトに流したい音声をセットして下さい。

また、特定の選択肢場面で違う音を流したい事があると思います（毛色の変わる時とか）。
この場合は目的の Video オブジェクトに音声をセットして下さい。

ボタンを選ぶ時のポイント・クリック音は、
Main シーンの Systems 以下にある、Sound Effects オブジェクトで変更できます。

操作方法

ハンドコントローラーで操作できますが、Unity 上ではキーボードでも操作できるようになっています。

	Unity Editor	Oculus Go
スタート	Enter	トリガー or タッチパッドのクリック
選択肢を選ぶ	数字キー	トリガー or タッチパッドのクリック
最初に戻る	バックスペース	戻るボタン

メモ

• Windows 上で 4K × 4K（H.264）までの滑らかな再生には LAV Filters と Maxwell（9xxシリーズ）以降の GPU が必要になります。
• Windows 上で 8K × 8K（H.265）までの滑らかな再生には LAV Filters と Pascal（10xxシリーズ）以降の GPU が必要になります。
• Oculus Go は 4K × 4K までの H.264 を再生できます。

Special Thanks

サンプル動画の提供
υμβραν さん ありがとうございます！

Licenses

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