aozora0000 / simplicity

SimplicityFramework

Simplicityウェブフレームワーク

最新型のWebフレームワークはどれもMVC形式に則った構造なので、旧世代からのレガシーなPHPスクリプトから載せ替えるにはかなりの労力が必要でした。

そこでブラウザから.phpにアクセスする形式を踏襲したまま、ModelやViewを使う事を目的とした付け焼き刃的フレームワークを作ってみました。

• ユーティリティ系
• リクエスト系
• モデル
• ビュー
• バリデーション

主要機能一覧

ユーティリティ系

Application Simplicity\Application

コンテナ内包のクラスを呼び出します。

使い方

$container = new Pimple\Container;
$container['db'] = function() {
    return new PDO("sqlite::memory", null, null);
};
Simplicity\Application::registContainer($container);
$model = Simplicity\Loader::get('Simplicity\Model\Example');

プロパティ

名前	役割	備考
static::$container	コンテナを格納	-

メソッド

名前	役割	備考
static::registContainer	コンテナを格納	引数にコンテナを格納する
static::getInstance	コンテナを引数にしたインスタンスを取得	呼び出す場合には要コンストラクタ引数

---

リクエスト・レスポンス系

Request Simplicity\Library\Http\Request

GET,POST,FILE 辺りの処理を行っています。

Request Simplicity\Library\Http\Request\Request

GET,POSTのリクエストデータを取得できます。

使い方

$id = Simplicity\Library\Http\Request\Request::get("id", null);

メソッド

名前	役割	備考
static::get	GET,POSTから特定の値を取得する	キー名,デフォルト値を引数に入れる
static::getAll	GET,POSTから値を全て取得する	デフォルト値(Array)を引数に入れる
static::map	全てのGET,POSTの値を再帰的に加工する	引数に変数・ラムダ関数・クロージャーを入れる
static::filter	全てのGET,POSTの値を再帰的にフィルタリングする	上に同じ

---

Method Simplicity\Library\Http\Request\Method

リクエストメソッドを取得する

使い方

if(Simplicity\Library\Http\Request\Method::isAjax()) {
    print "ajax!";
}

メソッド

名前	役割	備考
static::get	リクエストメソッドの取得	-
static::isAjax	Ajaxリクエストの判定	bool値で返却

---

Response Simplicity\Library\Http\Respose

---

Cookie Simplicity\Library\Http\Session\Cookie

---

Session Simplicity\Library\Http\Session\Session

---

モデル

Model Simplicity\Model\*

PDOクラスを内包したクラスです。

Simplicity\Model\Baseクラスを継承します。

使い方

$example = Application::getInstance('Simplicity\Model\Example');
$example->name = "Kohei Kinoshita";
$example->age  = 30;
$example->save();

プロパティ

名前	役割	備考
$pdo	PDOドライバクラス	Container['db']から取得
$obj	Array	setter,getterを通して値を格納・取得します
$driver	ドライバ名	mysqlやsqlite等、利用しているドライバを格納します
$table	テーブル名	PHPクラス名を小文字化したテーブル名が格納されます

メソッド

名前	役割	備考
__construct	プロパティ初期化	引数にPimple\Containerを想定しています
getbind	バインドパラメータ作成	[[":{$key}": $value],]形式の配列を返します
getNextID	テーブルの次IDを返却	次のインクリメント値を返します

---

ビュー

View

各種テンプレートエンジンに対応したビューを利用出来ます。

テンプレートエンジンの切り替えはコンテナ格納時に行います。

Simplicity\View\Base抽象クラスを継承します。

使い方

bootstrap.php

$container = new Pimple\Container;
$container['view.pc'] = function() use ($container) {
    \Twig_Autoloader::register();
    $loader = new Twig_Loader_Filesystem(APP_DIR.'.templates/pc/');
    return new \Twig_Environment($loader);
};
$container['view.sp'] = function() use ($container) {
    \Twig_Autoloader::register();
    $loader = new Twig_Loader_Filesystem(APP_DIR.'.templates/sp/');
    return new \Twig_Environment($loader);
};

index.php

$view  = Simplicity\Application::getInstance("Simplicity\View\Twig");
$view->setEngine("view.pc");
$view->title = "インデックスページ";
$view->render(".index.html.twig");

プロパティ

名前	内容	備考
$container	Container	Containerを格納
$obj	Array	setterを通してテンプレートエンジンにアサインする値を格納・取得します
$engine	Closure	利用するテンプレートエンジンを決定します

メソッド

名前	役割	備考
__construct	プロパティ初期化	引数にPimple\Containerを想定しています
setEngine	利用するエンジンを決定します	Containerに格納した時のキー名を引数とします
*render	レンダリングを実行します	抽象メソッドになっています。ファイル名を引数にレンダリングまで実行。

---

バリデーション

フォームからの入力値や

Validator Simplicity\Library\Annotationvalidator\Validator